さて、翁はニコンのDXフォーマットのカメラを選択しましたよ。次はいよいよ買うカメラを決めちゃいます。候補に挙がったNIKONのDXフォーマットのデジタル一眼レフは4種類。D500、D7500、D5600、D3500。この中から決めていきましょう。
D500
D500は、もちろんDXフォーマットの中では最高スペックです。主な特徴を調べてみました。
153点AF
色々調べてるうちに、このくらいの言葉は理解できるようになりましたよ。オートフォーカス出来る地点がたくさんあるってことでしょう。フォーカス地点の密度が高いので、より正確にフォーカスを狙えるってことですな。なるほど。
10枚/秒高速連写
1秒間に10枚も撮れるってスゴイ!決定的瞬間の取り逃しが減りますね。
小型軽量なのにD5相当
最高峰のD5相当のスペックを持ちながら小型軽量で機動力が高いのが特徴のようです。またまたスゴイ!
4K動画撮影
話題の4K動画を撮れるみたいです。もともと写真を撮るつもりなのであまり興味はありませんが、動画も撮りたいって方には嬉しいスペックですよね。カメラのレンズを通して動画を撮るわけですから、そりゃ相当に綺麗な動画を撮影出来ることでしょう。ハンディカムとか比べ物にならないんじゃないですかね。
D7500
D7500はDXフォーマットの中では上位機種に当たりますね。価格も10万超えします。主な特徴を見ていきましょう。
高性能画像処理エンジン
D500と同じ画像処理エンジンを採用しているようで、高精細な画像と動画が期待できそうですね。4K動画も撮れるみたいです。
タッチパネルはチルト式
D7500のタッチパネルはチルト式になっていて、画面を斜めに出来るので、見上げるような写真も撮りやすいみたいです。
自動クリーニング機能
D7500には、撮像素子に付着した埃等をふるい落とす自動クリーニング機能が搭載されています。
スゴイ‼️この機能はスゴすぎる‼️と思ったのですが、落とした埃はどこに行くのだろう…?
長寿命バッテリー
低消費電力設計にすることで、バッテリーの持ちを長くしているようです。一回の充電で写真950枚、動画なら80分の連続撮影が出来るみたいです。まぁ、消費電力は環境によって左右されますから理論値であって、目安程度に見ておきましょう。
D5600
D5600はDXフォーマットのカメラの中では中級機にあたりますね。価格も何とか手の届きそうなところです。詳しく機能を調べてみましょう。
一眼レフ高画質をスマホに
カメラとスマホを自動で繋げて、撮った写真をスマホですぐに確認出来る機能がついてます。SnapBridgeという機能ですが、bluetoothで常時接続もできれば、wifiで高速転送もできます。この機能は便利そう。
SnapBridge
SnapBridgeの機能を掘り下げてみます。この機能を使ってwifiでカメラとスマホを繋ぐと、カメラのフォーカス画面がスマホで見れるようになり、撮影モードやピント合わせ、シャッターまでスマホで行えます。三脚に乗せたカメラから家族写真をスマホで操作して記念撮影なんてのもできます。同じく風景を背景に自分を入れて撮影なんでのも楽しそう。スマホのアプリでカメラを操作するなんて考えてもみませんでした。この機能は本当にスゴイ!ニコンさんありがとう!
スマホに同期
撮った写真を即スマホに転送できるってことは、撮った写真を即SNSにアップすることもできるわけですな。今の時代には大変ありがたい機能です。やっぱスマホで撮った写真と一眼レフで撮った写真では全然違いますからね。とても綺麗な写真をその場でアップできるわけですね。スゴイ!
クラウドにも同期
ニコンイメージングスペースのお話は前にもしましたが、そのクラウドストレージにも自動で保存できるように設定できるみたいです。しかも、200万画素程度のサムネイル画像なら枚数、容量共に無制限で保存できちゃうみたいです。スゴすぎる!
バリアングルモニター
D5600は、モニターがバリアングルモニターになっています。もちろんタッチパネルになっていて、しかもタッチパネルでピント合わせやシャッターを切れるんです。
バリアングルモニターはチルト式に比べて可動範囲の自由度が高く、下から見上げる写真、上から見下ろす写真、自撮りするために反対側に向けるなど、かなり自由に動かして撮影できます。
更に、このタッチパネルの機能がまたまたスゴイ!ほぼスマホの画面と同じように操作できるし、高画質なので撮影した写真がちゃんとピント合わせできてるかハッキリ分かるし、ファインダーを覗きながらタッチパネルでフォーカスポイント移動ができるなど、至れり尽くせりです。
有効画素数2416万画素
これって上位機種より有効画素数多いみたいですね。まぁ、写真の良し悪しや綺麗さは画素数だけではないと思いますが。さらに最高常用ISO感度25600。このISOってのが、いまいちで良く分からないのですが、要は暗いところでも明るく撮れるってことみたいですね。
D3500
D3500はデジタル一眼レフカメラの中では下位機種にあたります。下位とは言え、デジタル一眼レフカメラの中ではという事なので、カメラを始めようと考えている方には十分な機能を備えていると思います。安価で求められるのも魅力です。少し詳しく見てみましょう。
かんたん、扱いやすい
DXの中では一番小さくて軽い。ガイドモードによって目的の写真が撮りやすいという特徴があります。軽いのは女性の方にも扱いやすくて良いですね。
ガイドモード。これは少し詳しく掘り下げてみたいと思います。撮りたい写真や動画を簡単に撮影するためのモードですが、意外と高機能です。どのような写真になるのかをガイドしてくれる機能で、風景や人物写真、動くものなど撮りたい場面に合わせたり、背景をぼかした写真やクッキリ風景写真などもアシストしてくれる機能です。これは初心者には嬉しい機能ですね。まずは撮るのが楽しくならないといけませんから。
高精細2416万画素
D5600と同じく2416万画素の高画質写真を撮ることができます。高画質なので物の質感までしっかり分かる写真が撮れます。写真写りとしてはD5600と同じような写真が撮れるという事ですかね。
動画もカンタン
撮りたいターゲットにピントを合わせ続ける自動追尾機能で動く被写体もカンタンに追尾して撮影できます。また、パソコンなどに移動しなくてもカメラだけで動画を編集する機能がついています。これは便利。
SnapBridge が使える
snapbridgiの機能については先のD5600で少し書きました。D5600はwifiで接続できますが、D3500はbluetoothだけの接続です。写真の同期ができるのでスマホやクラウドに自動転送ができます。また、離れた場所からシャッターを切ることができます。しかし、wifi接続が無いので、スマホの画面を見ながらピントを合わせて集合写真などという事はできません。この辺は要チェックです。
まとめてスペック
機種 | D500 | D7500 | D5600 | D3500 |
有効画素数 | 2088M | 2088M | 2416M | 2416M |
ISO感度 | ~51200 | ~51200 | ~25600 | ~25600 |
高速連続撮影 | 10/秒 | 8/秒 | 5/秒 | 5/秒 |
4K動画 | ○ | ○ | × | × |
重さ | 860g | 720g | 465g | 415g |
wifi | ○ | ○ | ○ | × |
タッチパネル | ○ | ○ | ○ | × |
液晶可動 | チルト | チルト | バリアングル | × |
最速 シャッター | 1/8000 | 1/8000 | 1/4000 | 1/4000 |
AFポイント | 153点 | 51点 | 39点 | 11点 |
本体価格 | 259,200円 | 138,000円 | 91,800円 | 44,280円 |
上記価格は2019年6月時点でのニコンダイレクトを参考にしています。
候補4機種を比較してみました。当然ですが、やはり価格に応じて機能は上下するものです。いや、機能に応じて価格が上下するのか?
ISO感度や高速連写、4K動画などを比較するとD500やD7500が魅力的です。しかし、D500の860gは重過ぎるのではないか?まぁ、FXのカメラは更に重いのかもしれませんが、レンズも合わせると1kg以上のカメラを構え続けると手がプルプルなってピントがブレそうです。
その他、機能面で特に気になったのが液晶画面の可動です。バリアングルになってるのがD5600 だけなのです。他は画面が常に見える状態になっており、D5600だけが内側に向けることができます。どんな時に気になるかというと、持ち運びする時は肩か首から下げて動くと思います。そんな時に液晶画面が常に見えていると傷つくのではないかという懸念です。フィルムを貼っても限界があります。そこで、液晶画面が隠れるバリアングルが良いと考えました。
結局どうするか?
翁は決めます。
自分がカメラを持って撮影している姿を想像すると、D5600が一番しっくりくるような気がします。総合的に見て、機能面が充実しているし、価格も10万円以下なので目安にしていた手の届く範囲にあります。D3500も良いのですが、タッチパネルじゃないのが残念です。あと、wifi機能が無いので家族写真の時に
ということで、D5600に決定です!